配管工ってどんな仕事?資格は必要?基礎知識を知ろう

2024.02.06

建築や工業などの現場で欠かせない「配管工」。
当記事では、その仕事内容や必要な資格、向いている人の特徴など基礎知識としてご紹介します。

配管工の仕事内容



配管工は、建物や施設内での配管や管路の設置、修理、保守などを担当します。
具体的な仕事内容は次の通りです。

【基礎知識①:配管の設置と接続】
配管工は、建物や施設内に水道管、排水管、ガス管、空調管などさまざまな種類の配管を設置します。
これには、設計図や指示に基づいて、正確な位置に配管を配置する作業が含まれます。
また、配管同士や配管と機器との接続も配管工の仕事です。
接続作業には、溶接、はんだ付け、ボルト締結などの方法が使われます。
適切な接続を行うことで、配管システムが正常に機能するようにします。

【基礎知識②:配管の修理と保守】
配管工は、配管に発生した漏水や破損などの修理(配管の交換、修復、補修など)も担当。
また、定期的な点検や保守作業も行い、配管システムの効率性と安全性を確保します。
修理や保守作業では、正確な診断と迅速な対応が重要です。

【基礎知識③:管路のレイアウト設計】
配管工は、配管システムのレイアウト設計も行います。
これには、建築図面や設計図を参考にして、配管のルートや配置を計画する作業が含まれます。
適切なレイアウト設計を行うことで、配管システムが効率的に機能し、建物や施設の機能性や安全性が向上します。

【基礎知識④:定期点検と保守作業】
配管工は、定期的な点検と保守作業も行います。
定期点検では、配管システム全体を点検し、潜在的な問題や異常を早期に発見。
また、保守作業では、配管の清掃、潤滑、調整などを行い、配管システムの効率性と安全性を確保します。
これらの作業は、定期的に実施することで、配管システムの寿命を延ばし、トラブルや故障を予防するのです。

配管工に必要な資格



配管工としての資格は、国や地域によって異なりますが、一般的に以下のような資格があります。

【基礎知識①:国家資格】
一般建設業の配管工事技能士などの国家資格が存在します。
この資格を取得するためには、試験に合格する必要があります。

【基礎知識②:地域の認定資格】
地域によっては、配管工として働くための地域独自の資格や証明書が必要な場合があります。
これらの資格は、地方自治体や業界団体などが発行します。

【基礎知識③:溶接技術者の資格】
配管工として働く場合、溶接技術者の資格を持つことが求められることがあります。
配管工の仕事には、配管同士や配管と機器との接続作業が含まれます。
溶接技術者の資格を持つことで、より幅広い作業を行うことができるのです。

【基礎知識④:安全衛生管理者の資格】
安全衛生管理者の資格は、配管工事現場での安全管理に関する知識やスキルを持つことが求められる場合に必要とされます。
安全衛生管理者の資格を持つことで、安全な作業環境の確保や事故の予防に役立ちます。
特に大規模な工事現場や危険な環境での作業では、安全衛生管理者の資格を持つことが重要です。

配管工に向いてる人・向かない人



では、配管工に向いている人・向かない人はそれぞれどのような人でしょうか?
ここでは、配管工に向いてる人・向かない人の特徴についてご紹介します。

●配管工に向いてる人

配管工に向いてる人はどのような特徴があるのでしょうか。

・体力に自信がある人
配管工は建物内の狭いスペースで長時間作業したり、重い資材を運んだり、無理な体勢で作業したりする仕事です。
これらは長時間の肉体労働ができるスタミナがなければ務まりません。
そのため、体力に自信のある人は向いてるでしょう。

・集中して丁寧に作業できる人
集中して丁寧に作業できる人は配管工に向いています。
水道やガス、電気など、社会に必要不可欠な設備を工事するのが配管工。少しのミスも許されません。
そのため、長時間集中して丁寧かつ正確に作業できる人が配管工に向いています。

●配管工に向かない人

逆に、以下の特徴がある人は配管工に向かないでしょう。

・細かい作業が苦手な人
配管の設置・接続やレイアウト設計など、配管工には細かい作業が非常に多いです。
針の穴に細い糸を何度も通すような細かい作業が苦手な人には不向きでしょう。

・チームワークやコミュニケーションが苦手な人
配管工は単独作業だけで成立しません。
仲間同士で資材を運搬するなど、協力してチームワークやコミュニケーションをとる必要があります。
そのため、一人で黙々と作業するのが好きな人には向かない仕事です。

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まとめ



建築や工業現場で欠かせない役割を果たす技術者、配管工。
配管工の仕事内容や必要な資格、向いている人の特徴を知ることは、1人前の配管工になるための第一歩です。
当記事が、配管工に興味のある人がその一歩目を踏み出すためのエンジンになれば幸いです。

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